【美意識について】
「あなたの中の美意識と向き合う」
皆さんはどれくらい美に関心があるでしょうか。そもそも、何を持って美しいと感じるのでしょうか。美女を見たときに息を飲む人もいます。登山家は達成感とともに頂上の景色を美しいと思うでしょう。
ここまでは視覚的な美ですね。どんな風に感じるかはその人の価値観なので、こうだと断定できません。けれども、視覚的な美意識以外にも美しく、価値あるものはたくさんあります。
では視覚に頼らない美とはどういったものなのでしょうか。
・へレン・ケラーは視覚、聴覚障害者であった
少し視覚のない世界の話をします。ヘレン・ケラーは目が見えない、耳が聞こえないということで有名です。それ以上に有名なのはそこから言葉を喋り、記憶力も良かったところに頭の良さを感じられるところです。
これはヘレン・ケラーの努力だけではなく、サリバン先生の教育の凄さも無視できないところです。 実はヘレン・ケラーは元から目が見えない、耳が聞こえない状態ではなかったのです。彼女がそうなったのは2歳ごろに高熱を出したことがきっかけです。それまでは視覚・聴覚ともに問題ありませんでした。
普通は手話を扱うようですが、指文字の方がヘレンは覚えがいいということを確信していたサリバン先生は指文字で文字を教えます。 上達が早かったのですが、ある日コップの水について先生と喧嘩をしてしまうのです。 その内容は、水の認識が異なったからです。最終的には先生はヘレンに流れる水を触らせてウォーターと教えました。そのときヘレンは初めて水を認知したのです。
一つのものを一方でしか見ていないと、わからないことはたくさんあります。このときヘレンが使った感覚は「触覚」ですね....
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